『傷つきやすくなった世界で』 [Books]
傷つきやすくなった世界で [日経プレミアシリーズ] (日経プレミアシリーズ 2)
- 作者: 石田 衣良
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/05/09
- メディア: 新書
R25の連載「空は、今日も、青いか?」をまとめたエッセイ集です。
石田衣良の本は、「4TEEN」ぐらいしか読んだことがないのですが、
このエッセイは好きですごく共感できることが多いです。
なかでも好きなタイトルは、
「日本代表は日本人」、「知らなくていいこと」、「いじめられているきみへ」などです・・・
あとがきにあった、
・・・それまであなたもなんとか耐えて、心のなかにまで、
つまらない格差を持ちこまないでくださいね。
なんかジーンときました。これからの世の中、そんなにいい事ばかりではないし、
暗いニュースは多いし、これから大変な世界になるような気が僕は日頃から感じていますが、
(ミャンマーのハリケーン、四川省の地震が立て続けに起こりました)
それでもなんとか耐えて希望をもって
生きていかなくちゃ・・・そんな感想を持ちました。
本の処分 [Books]
記録として残そうと思ったのでタイトルを書きます
不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代 (中公新書ラクレ 252)
年収崩壊―格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」 (角川SSC新書 10)
サラリーマンは2度破産する (朝日新書)
シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)
社長!それは「法律」問題です―知らないではすまないビジネスのルール (日経ビジネス人文庫)
ホワイトカラーは給料ドロボーか? (光文社新書 305)
乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない (集英社新書)
困った上司、はた迷惑な部下 組織にはびこるパーソナリティ障害 (PHP新書 441)
カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)
女はなぜ突然怒り出すのか? (角川oneテーマ21)
なぜ勉強させるのか? 教育再生を根本から考える 光文社新書
ホラーハウス社会―法を犯した「少年」と「異常者」たち (講談社プラスアルファ新書)
日本のお金持ち研究 (日経ビジネス人文庫 ブルー た 11-1)
経済ニュースがスッキリわかる本 (日経ビジネス人文庫)
経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
女のものさし男の定規 (日経ビジネス人文庫)
以上です
『ノーフォールト』 [Books]
村上龍のメールマガジン(JMM)で随分前に書かれていた本。最近ようやく読むことができました。以下はそのメールマガジンからの引用です。最近、医療問題を扱った本を読んでいます。『医療崩壊・立ち去り型サボタージュ
とは何か』(小松秀樹 朝日新聞社)と、『ノーフォールト』(岡井崇 早川書房)
が特に優れていました。前者は論文&レポートで、後者は小説ですが、どちらも著者
は現役の医師です。医療の現場で何が起こっているのか、それを正確に広く伝えるの
は本来メディアの役割ですが、機能しているとは言えません。日本社会のいろいろな
現場で制度疲労が起きていて、まずその実態・事実関係を正確に把握するのが第一だ
と思います。しかし大手既成メディアは、たとえば医療事故に関して被害者の心情を
ベースに報道するという、安易な報道姿勢を変えようとはしません。
今のマスコミの報道のやり方では、僕たち視聴者が理解できることは本当に少ない。でも、この小説からは、医療現場からの切実な声が聞こえてくる。作者は、「すべての患者さんにこの物語を読んで欲しい」と書いているが、すべての人が患者になる可能性がある以上、少しでも多くの人がこういった現実を少しでも知る必要があると思う。
『非属の才能』 [Books]
『知のソフトウェア』 [Books]
『知的生産の技術』の現代版といった感じか?この本の内容の方が参考にはなる。でも「自分で自分の方法論を早く発見しなさい」が結論です。
「人間の全体験は、必ずその人の無意識層刻印を残し記録されていく。」とあり、本を読むだけ読んであんまり内容覚えてなくて、「あーあれ何の内容だったかなー」と思うときもあるが、そんなの気にせずどんどん本は読んでけばいいのだと、少し安心した。
それと、「懐疑の精神」。前に民主党の議員がガセメールで大騒ぎした事件があったが、あれなんてまさにこのことを言っている。マスコミなどの言うことはあまり信じない方が懸命だ。
でも立花隆ってほんと凄い人だね。
『爆笑問題が読む龍馬からの手紙』 [Books]
- 作者: 爆笑問題
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
爆笑問題が書いた本を探していたらこのタイトルの本が見つかった。「竜馬がゆく」を読んですっかり、竜馬に陶酔していたので、図書館で借りて読みました。爆笑問題の太田も竜馬が好きだとしってへーと思った。それにもまして驚いたのがちょうどこの本を読み終わったのは、33歳の誕生日だった。坂本竜馬が殺されたのも、33歳の誕生日、一瞬鳥肌が立った。こんな偶然あるんだなーと。
本の内容は、いつもの爆笑問題のネタで面白かったですが、それほど笑えませんでしたが、新しく得られた知識もあり勉強にもなりました。
司馬遼太郎の『21世紀に生きる君たちへ』読んでみようとおもいます。
『知的生産の技術』 [Books]
『ウェブ時代をゆく』 [Books]
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
- 作者: 梅田 望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
「ウェブ進化論」完結篇!
「高速道路」と「けものみち」論は良く分かる。今の時代は何かをやろうと思えば情報もなんでもあらゆるものが手に入る時代。でもその先に進むには・・・ といった内容。
「けものみち力」とは、進取の気性に富む、積極性、自己表現欲求、広い問題意識、高速道路の外の世界への関心、情報収集力、行動力、積極性、勇気、スピード感、常識、明るさ、素直さ、人に好かれる性格、コミュニティ・リーダーシップ、段取り力、コミュニケーション能力、気遣い、やさしさ、柔軟性、反射神経的に判断して物事を決める力。
少し引用させてもらうと
「人間としてごく常識的で、少し積極的に日常を丁寧に生きることに他ならない。そういう日常を大切に繰り返していけば、「正しいときに正しい場所にいる」幸運にめぐり合うチャンスも大きくなるし、「けものみち」に恐ろしい「けもの」は出てこないものなのだ。」
もう一つは、「大組織vs小組織」
自分はいわゆる大組織と言われる会社に勤めているが、大組織にあった人間なのかどうかといったことが書いてあった。どうも自分は大組織向きではないらしい、今度同僚にでも聞いてみようと思うが・・・
とにかく自分の働き方とか生活の仕方を考えさせられる、心に波が立った一冊でした。