『ウェブ時代をゆく』 [Books]
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
- 作者: 梅田 望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
「ウェブ進化論」完結篇!
「高速道路」と「けものみち」論は良く分かる。今の時代は何かをやろうと思えば情報もなんでもあらゆるものが手に入る時代。でもその先に進むには・・・ といった内容。
「けものみち力」とは、進取の気性に富む、積極性、自己表現欲求、広い問題意識、高速道路の外の世界への関心、情報収集力、行動力、積極性、勇気、スピード感、常識、明るさ、素直さ、人に好かれる性格、コミュニティ・リーダーシップ、段取り力、コミュニケーション能力、気遣い、やさしさ、柔軟性、反射神経的に判断して物事を決める力。
少し引用させてもらうと
「人間としてごく常識的で、少し積極的に日常を丁寧に生きることに他ならない。そういう日常を大切に繰り返していけば、「正しいときに正しい場所にいる」幸運にめぐり合うチャンスも大きくなるし、「けものみち」に恐ろしい「けもの」は出てこないものなのだ。」
もう一つは、「大組織vs小組織」
自分はいわゆる大組織と言われる会社に勤めているが、大組織にあった人間なのかどうかといったことが書いてあった。どうも自分は大組織向きではないらしい、今度同僚にでも聞いてみようと思うが・・・
とにかく自分の働き方とか生活の仕方を考えさせられる、心に波が立った一冊でした。
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