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風向き変わる原子力 [Economy&Ecology]

最近のエネルギー需要の増加や、燃料高を背景に、原子力への風向きが変化しているようだ。
欧州などで脱原発など流れにも変化が見られる。
地球温暖化対策として、原発は、「CO2を排出しないクリーンなエネルギー」とも
いわれている。昔から疑問に感じているのは、本当にCO2を排出しないのかということ
放射性廃棄物の処分に必要なエネルギー、原発が運転寿命を終えた後の解体費用
(原発自体が高濃度に汚染されているため処理費用は膨大だ)
それらを考えると、発電することに対しては、CO2は発生しないのは事実だが
目に見えないところでは、相当な量のエネルギーを使う必要がある。
しかも、廃棄物は、地下深くコンクリートに固めて処理。
こういった、社会背景に流されて原発が肯定され既成事実となっていくのは怖い。
原発が不要な世の中は、無理だが安全性への疑問も残る。
中国は、「二十年までに三十六基新設」との計画もあるという。
中国で事故が起きればその影響は日本にも確実に届く。
エネルギー消費の増大が抑えられない以上、原発に頼っていくしかないのが現実なのだろう

エネルギー大潮流―石油文明が終わり、新しい社会が出現する

エネルギー大潮流―石油文明が終わり、新しい社会が出現する

  • 作者: クリストファー フレイビン, ニコラス レンセン
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 単行本


この本に書いてあるような社会が来る日は、来るのだろうか?
理想郷のような世界ではあるが、読んでいるときは鳥肌がたった。


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