電気用品安全法って何? [Economy&Ecology]
今年度の4月から、「電気用品安全法」が猶予期間を過ぎ施行されるようだ。
電気製品ごとに、猶予期間があるようだが、ゲーム機器などは今春で期限切れのようだ。
所有しているPS2、初期型なので今後は買い取りを中止するとのこと(ソフマップ)
当然中古の販売もできないようだ。PSEマーク、最近買った炊飯器や、モデムのアダプタには、
確かにこのPSEマークがあった。
消費者のことを考えて、安全確保を勧めるためにという大義名分があるのだろうが、
実際のとこはよくわからない、メーカーから、このマークを承認する財団法人へ金が相当
流れているのではと、うがった見方をしてしまう。
これらの法律は、本当に消費者にとって有益なのだろうか?疑問だ。
リサイクルなどの観点からも問題が多そうなので、きちんとした説明が必要なのではないか。
参考に、日経新聞の記事を下記に引用。
中古家電、電気用品安全法の猶予期限迫り対策に大わらわ
電気製品の安全確保をメーカーに義務付ける電気用品安全法の猶予措置が3月末で期限切れになるのに伴い、中古家電を扱うリサイクル業者や家電店が対応に追われている。安全検査済みの専用マーク「PSEマーク」が付いてない冷蔵庫やテレビ、洗濯機など259品目の家電製品が販売できなくなるためだ。自主的に安全検査の実施を検討する企業も出ている。
ソフマップは4月から、DVDレコーダーやゲーム機などで「PSEマーク」が付いていない中古製品の販売を取りやめる。3月末まで在庫の割引セールを実施し、2月末までには対象となる中古製品の買い取りも中止する。1000万円規模の製品在庫をセールでできるだけ処分し、売れ残りは廃棄する予定という。
今後、論議が交わされることだろう。いままでどれだけ電気の事故があったかわからないが、
個人的には必要ないのではないかと思う。それよりも、もっとリサイクルがうまく流通するように
労力を割くべきではないだろうか・・・
電気製品の安全に名を借りた新品買い換え促進法ですね。電機メーカーの利益になるのは目に見えています。PSEマークは企業の自主検査らしいですが企業の自主検査が危ういのは耐震偽装で明らかで実際に事故が増えているとの報道があります。
お金もyopparuさんの推測のように財団法人に流れている、というか天下り先になっているようです。
「電気用品安全法(電安法、二〇〇一年施行)で、新表示・PSEマークのない中古の家電製品が四月から販売できなくなると、大問題になっています。同法にもとづき、国による安全規制を緩和し、新たに導入した製造・輸入事業者の“自己確認”方式を担当する第三者検査機関として登録している法人に、経済産業省などの幹部が大挙して天下りしていることが分かりました。」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-02-26/2006022601_01_0.html
by 林じゅん (2006-02-27 00:38)